初めての函館旅行!仕事の関係で1泊2日の滞在しかできませんが、どこまで函館を満喫できるのか?全力で函館の街を回って楽しんできました!
1泊しかできないので、夜は3大夜景を見に行くと決めてましたので、それ以外の時間を使ってどうやって函館を回ろうかと考えに考えて、函館について最初に青函連絡船の最終運航日まで運航していた、摩周丸を見に行く事にしました。
宿泊ホテルのあるJR函館駅前から歩いて10分程で摩周丸に到着できました。摩周丸が実際に係留されているのは、青函連絡船の実際の乗り場であった旧函館第二岸壁という埠頭に係留・保存されています。
青函連絡船は、函館駅から列車がそのまま船の中に積み込まれていました。箱館から列車でそのまま乗り込み青森でまた列車が下ろされ、線路に戻るといったその当時では画期的な仕組みで運行されていました。
話には聞いていましたが、実際に見たことはなかったので、前々から青函連絡船の最後の一隻「摩周丸」を見てみたいと思ってました。
早速、入場券を買って「摩周丸」の入口へと向かいました。ボーディングブリッジを渡っていると、昔もボーディングブリッジを渡って人々が行ったり来たりしてたんだなと、感慨深いものを感じてしまいました。
船内に入り最初に目指したのは、実際に列車の車両を積んでいた船倉ですが、残念ながら今は立ち入り禁止になってました(泣)
その代わりに、船倉に設置されたカメラからの映像を常時見れるようにモニターが設置されていました。
モニターを見てみると、船倉に長いレールが二本惹かれてました。函館駅から伸びたレールがそのまま青函連絡船と繋がって列車が積み込まれる…誰が考えたんだろう?こちらが考えさせられました(笑)
この青函連絡船も昔に列車と多くの人を積んだまま、台風を避けるために函館港外に停泊したところ、あまりにも台風の勢力が強くて、座礁して浸水して多くの人が犠牲になった出来事があります。この出来事も話には聞いたことがあったのですが、「摩周丸」の展示室で詳しく解説しており、原因が流されて座礁したこととは初めて知りました。その時に函館港外には多くの青函連絡性が停泊していて、無事だったのはわずか数隻だけだったという事実も初めて知りました。
「摩周丸」の展示室を訪れれば、社会の教科書に出てくる青函連絡船の歴史が詳しく説明されているので、とても勉強になります。
次に向かったのが、必ず行って見たい操舵室いわゆる艦橋になります。昔の実際の青函連絡船が発着していた函館港の桟橋に係留されているだけあって、艦橋からの眺めは函館港が見渡せる位置にあり、艦橋に立つと今にも動き出しそうな感じです。
進行方向に向かって右側が本州になりますが、函館からは本州がうっすらと見えており、実際は距離がありますが近くに感じてしまいます。
この後、客室や甲板に出てウロウロして「摩周丸」を隅々まで見て回り、全部見終わるのに約1時間ほどかかりました。
「摩周丸」は函館駅に向かって左側に係留されており、看板も出ていますので、迷わず辿り着くことが出来ます。「摩周丸」に隣接して駐車場がありますので、車で来ても便利です。
函館で青函連絡船「摩周丸」を見たら、今度は青森側の青函連絡船乗り場を訪れてみたくなりましたので、機会を見つけて訪れたいと思います。
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