【ANA国際線】B787-8で味わう成田⇄ホーチミン便レビュー!「仕事帰りにそのまま出発できる」快適フライト✈️

座席レビュー
夜の成田空港で出発を待つANA B787-8

夜発便でそのまま海外へ。仕事終わりでも間に合う成田→ホーチミン線

今回搭乗したのは、

ANAの 成田→ホーチミン線(NH833便)/ホーチミン→成田線(NH844便)
どちらも運航機材は Boeing 787-8、運航はエアージャパン(ANAグループ)です。

成田発は夜20時ごろ出発し、ホーチミン到着は現地時間で深夜0時すぎ
ホテルに直行して一泊すれば、翌朝から現地でしっかり活動できるスケジュールです。

夜発便のため、仕事を終えてから空港へ向かっても十分に間に合い、“週末海外”や“弾丸出張”にもぴったりのフライトでした。

座席&エンターテインメント設備

搭乗してまず感じたのは、B787特有の静音性と柔らかな照明
夜便ということもあり、機内全体はリラックスムード。
足元スペースは 約31インチとややコンパクトながら、体感では十分なゆとりを感じました。

シートはANAらしい落ち着いたネイビーカラーで統一され、ヘッドレストは上下に大きく可動

首まわりのフィット感も上々でした。

シートにはブランケットと枕が用意されており、寒くなりがちな機内ですが、寒さ対策もばっちりできて、シートには深く腰掛けることができて、長時間でも疲れにくかったです。

テーブルは二つ折り式でドリンクだけ置きたいときは半分だけ開いて使える仕様。
これが思いのほか便利で、トイレに立つ際も動きやすいです。

モニターはやや小さめですが、コンテンツは最新映画をはじめ懐かしい映画やドラマ、音楽やゲームも楽しめます。
USBポートも装備されており、スマホ充電にも困ることもなく、細かいところまで配慮された仕様でした。

ドリンクサービスと機内食

離陸後しばらくすると、最初のドリンクサービスがスタート。
この時にANAオリジナルのスナックミックスが配られました。
ソフトドリンクをはじめ日本酒やビールなど、定番のドリンク類も豊富にそろっており、夜便でもほっと一息つける落ち着いた時間です。


【往路】成田 → ホーチミン(NH833便/夜便)

特別食「グルテンフリーミール(GFML)」を体験

今回は、事前に特別食の「グルテンフリーミール(GFML)」をリクエストしてみました。
副菜はシーフード中心で、えびやたこを使った料理が並び、機上食とは思えないほど繊細な味付けです。

温野菜やフルーツもバランスよく添えられ、深夜帯でも軽やかに食べられるヘルシーな内容でした。
見た目にも彩りがあり、食欲をそそります。

デザートは爽やかな「柚子シャーベット」

食後には、 YUZUシャーベットが登場。


爽やかな柚子の香りが広がり、グルテンフリーでも満足できる上品なデザートでした。

ANAの機内でこのさっぱり感を味わえるのは、まさに夜便のリラックスタイムにぴったりです。


【復路】ホーチミン → 成田(NH844便/早朝便)

通常ミールはANAらしい安心の味

帰りの便では、通常の機内食を選択。
メインは2種類から選べるスタイルで、今回は「和風ハンバーグ 味噌バターソース」をチョイスしました。

味噌とバターの風味が絶妙にマッチしており、ご飯との相性も抜群。ANAらしい“日本の味”が感じられます。
副菜には、パスタやハムロール、サラダなどが並び、見た目も味もバランスの取れた内容でした。

食後は「Celano」ストロベリーアイスで締め!

デザートには、ベトナムの人気ブランド「Celano(セラーノ)」の苺アイス🍓


蓋の裏にスプーンが収納されているという、ちょっとした工夫がとても便利です。
甘酸っぱくて後味もさわやか。
朝のフライトでも重たく感じないちょうど良いスイーツでした。

トイレ&洗面台

窓付きトイレが明るく快適!

ANAのB787-8では、一部トイレに窓が設置されており、昼間は自然光が入り、夜は淡いライトで落ち着いた雰囲気に。
“空の化粧室”という言葉がぴったりの、快適な空間です。

ウォシュレット付き&ユニバーサル仕様

トイレには「温水洗浄便座(ウォシュレット)」が搭載。
長距離路線でも快適に過ごせるANAの心配りが光ります。

また、ユニバーサル仕様トイレも設置されており、お子様連れや高齢者にも優しい設計。
日本の航空会社らしい細やかさを感じるポイントです。

清潔感ある洗面スペース

洗面台にはハンドソープをはじめコップやフェイシャルティッシュにペーパータオルが備え付けられており、手を拭いたり、ちょっとした身だしなみ直しにも便利で、日本の航空会社らしい細やかな気配りを感じました。
センサー式の蛇口で手を触れずに洗える清潔設計でシンプルながらも機能的で、常に清掃が行き届いていました。

帰りは早朝便で、午後にはゆったり帰宅できる

復路(NH844便)はホーチミン早朝発 → 成田15:30着
朝の出発のため、現地滞在をしっかり楽しんだあとでも無理のないスケジュールです。

日本到着は午後3時半ごろ。
そのまま自宅に戻ってゆっくり休み、翌日に備えられるのが嬉しいポイント。
時間に追われることなく、旅の余韻を感じながら帰国できるのはANA便ならではの安心感でした。

また、到着時間が早いため、
その日のうちに国内各地への乗り継ぎが可能なのも大きなメリット。
関西・中部・九州方面など、地方在住の方にも使いやすいフライトスケジュールです。

フライト情報

  • 路線:成田 ⇄ ホーチミン
  • 便名:NH833(夜便)/NH844(早朝便)
  • 機材:Boeing 787-8
  • 所要時間:約6時間30分
  • 出発/到着時間:(季節によって多少時間が変わります。)
     ・成田発 20:00頃 → ホーチミン着 00:00(現地時間)
     ・ホーチミン発 07:00頃 → 成田着 15:30(日本時間)
  • 運航会社:エアージャパン(ANA運航便)

まとめ:B787-8は“派手さより安心感”のある機体

B787-10のような最新装備はないものの、
B787-8は“静音性・快適性・安心感”のバランスが非常に優秀。

シートの座り心地、ウォシュレット、特別食の充実など、細かな部分で「さすがANA」と思える配慮が随所に感じられました。

仕事帰りにそのまま夜便で出発し、翌朝から現地で行動。
帰りは早朝便で出発し、午後には日本でゆっくり休める無理のない旅を叶えるANAの定番フライトでした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました