開業から数年を経て、いまではANAの主力ターミナルとして多くの国際線が出発する羽田空港の第2ターミナル。
その一角にあるANAラウンジは、静かで上質、そして“ANAらしさ”があふれる空間です。
昼間のにぎわいとは違い、深夜の時間帯はどこか特別な静けさ。
照明がやわらかく反射して、空港全体が落ち着いた表情を見せていました。
深夜のフライト前に立ち寄った第2ターミナルのANAラウンジは、静かで上質、そして“ANAらしさ”があふれる場所でした。
今回は、深夜の第2ターミナルのANAラウンジで過ごした体験を基に、ラウンジの雰囲気や提供される食事を中心にレポートしていきます。
羽田空港第2ターミナルANAラウンジの場所/出国審査を抜けてすぐ右手

第2ターミナルのANAラウンジは、出国審査を抜けて右を向くと、
すぐに「ANA LOUNGE」「ANA SUITE LOUNGE」と書かれたサインが目に入ります。
その先にはエスカレーターがあり、上へと続くその光景がまるで“旅の入り口”のよう。
荷物を抱えたままでANAラウンジに一直線に向かいます。

エスカレーターを上がると、そこは白を基調とした明るい空間。
柔らかな照明に包まれた壁面にANAのロゴが浮かび上がり、ターミナル3とはまた違う“ANAの新しい世界観”を感じます。
この瞬間、ちょっとしたANAの世界に入ったような特別感に包まれるんですよね(笑)
深夜の静かな空気の中で、「これから始まる旅の第一歩」を実感しました。
まずは受付で搭乗券を提示し、スタッフの方に案内されながらラウンジの中へ!
さりげないお辞儀や声のトーンまで、どこか安心感を与えてくれるANAらしいおもてなしです。
深夜の第2ターミナルANAラウンジは落ち着いた大人の空間

中へ入ると、ラウンジ全体は広々としていて、照明は控えめなゴールドトーン。
昼間の活気とはまったく違う“夜のANAラウンジ”という印象でした。

通路を進み奥まで行くと、ひとりでも過ごしやすいパーテーション付きのブース席が並んでました。
深夜の時間帯でも多くの利用者がいて、それぞれ静かに仕事をしたり、
コーヒー片手にスマホを見たり。お互いに干渉しない、この空気感は常に満席で人気の席です。

ソファエリアには、やわらかいベージュのチェアが整然と並び、座ると包み込まれるような感覚。
窓の向こうに見える滑走路の灯りを眺めながら、出発前のひとときをゆっくり楽しめます。

カウンター席も充実していて、電源やUSBポートが完備されており、深夜便の搭乗を前にPCを開いて作業している人の姿もちらほら。
照明は眩しすぎず、どこに座っても落ち着ける設計になっていました。
少し混雑していたけれど、全体の雰囲気はとても穏やかで、“空港の中にある静かな街”のような空間でした!
深夜でもしっかり食べられるANAラウンジのフードコーナー



ANAラウンジの魅力のひとつが、時間帯を問わずしっかり食べられる食事ラインナップ!
この日も深夜便の出発を待つ人たちで賑わいながらも、スタッフの方が常に補充や調理を行っていて、その中でも一番人気はサイコロステーキチャーハンでした!

ライブキッチン形式のカウンターでは、スタッフの方が人気のサイコロステーキチャーハンのお肉を焼いている姿が見られ、まるでホテルのビュッフェのような雰囲気でした。

最近、よく見かけるご飯を盛り付けてくれるロボット「Fuwarica」もあり、ボタンひとつでふんわりと盛りつけてくれる姿に、誰が考えたんだろうと感心して見入ってました(笑)
サラダやパン、スープなども豊富で、深夜でも「軽く」「しっかり」どちらのニーズにも応えられる内容。

さらにヌードルバーでは、温かい「うどん」や「おそば」を注文制でいただけます。
出発前に食べる一杯の「うどん」や「おそば」が、思いのほか心を落ち着けてくれるんですよね。
バーカウンターで味わうANAの“青” — スパークリングブルー

そして驚きは、ANAラウンジの奥には滑走路を見渡せるバーカウンターも設置されており、深夜でも静かに灯りがともり、ホテルのバーのよう。
照明は柔らかく、カウンター越しに映るボトルの輝きが印象的でした。

メニューを見ると、季節限定のカクテルやワイン、ウイスキーなど種類も豊富。その中でひときわ目を引いたのが、ANAオリジナルカクテル「スパークリングブルー」。

透明なグラスの中で、青と透明のグラデーションがゆらめくその姿は、まるで夜の滑走路に反射する機体のライトのようでした。
参考までですが、バーカウンターは無料で楽しめます!
お酒を飲める人には絶対におすすめのスポットです!
まとめ:深夜でも快適!ANAの世界観に包まれる特別な時間
羽田空港・第2ターミナルのANAラウンジは、新しく、そして落ち着いた雰囲気が魅力の空間でした。
深夜でも温かい食事を楽しめて、上品なバーカウンターではANAブルーのカクテルをゆっくり味わうことができて大満足でした!
旅立ちの直前、羽田T2のANAラウンジで過ごすわずかな時間。
それは、これから始まる旅への期待と、少しの緊張をやさしく包み込んでくれるようなひとときでした。
ANA便を利用して羽田空港第2ターミナルを出発する際は、機会があればぜひこのANAラウンジに立ち寄ってみてくださいね。
きっと、出発前の時間が少しだけ特別なものになるはずです。


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