初めての函館観光!弾丸1泊2日でどこまで満喫できるか?函館元町の基坂周辺の見どころを半日で回ってみました!

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初めての函館観光!弾丸1泊2日でどこまで満喫できるか?シリーズで前回は青函連絡船「摩周丸」を紹介しましたが、その後に、函館元町にある基坂周辺の歴史的建築群を見てきました!

函館元町の基坂周辺は函館市の代表的な観光エリアで、西洋文化と日本文化が混じり合った街並みが石畳の坂道に沿って広がっており、「異国情緒がたっぷり漂う」景観を作り出しています。

その中でも、函館観光の中心的エリアとなっている元町は函館山の麓に広がっており、函館駅から市電5系統に乗って「末広町」で下車すると、進行方向に向かって左側に、函館の坂道と歴史的建造物が作り出す独特の街並みが広がってます。

1.旧イギリス領事官(開港記念館)

基坂(もといさか)の上段にある、旧イギリス領事館は、1913(大正2)年に建設され、1934(昭和9)年の閉館まで領事館として使用されていました。現在は開港記念館として一般公開されており、ティールームや売店も併設されています。(2021年7月25日現在コロナウイルスの影響でティールームは閉まっている場合があります。)

領事館の入り口前の庭園にはバラ園があります。例年は6月下旬から8月上旬が見ごろだそうです。訪ねた時はちょうど綺麗に咲いていました。

入館料は大人300円ですが、同じ元町地区の他の記念館とのセット割引入館券を販売しており、私は旧函館館区公会堂とのセット券を500円で購入しました。(参考:旧函館区公会堂の入館券は300円です。)

基坂を挟んで旧イギリス領事館の前の公園には、ペリー提督来航記念碑がありますので、基坂は散策は函館観光で外せないスポットです。

2.元町公園

元町公園は、基坂(もといさか)を登りきったところにある、函館港を見渡せる景観の美しい公園です。
室町時代に津軽からやって来た河野政通が、現在の元町公園と市立函館病院跡地付近に箱型の館を建てたことから「箱館」の名前が付けられたと言われています。現在の「函館」という名前が誕生した歴史のある場所がこの元町公園です。
毎年、6月から7月にかけて薔薇が綺麗に咲く公園として、観光に訪れる人も多く、催し物も多く開かれており、函館市民にも親しまれている公園です。(写真は公園内にある、旧北海道庁函館支庁庁舎と元町公園から見渡す函館港です。)

3.旧函館区公会堂

元町公園の次に向かったのが、旧箱館区公会堂になります。元町公園の山側に隣接しているので、公園を抜けると目の前に黄色に彩られたモダンな作りの旧函館区公会堂が見てきます。

旧函館区公会堂は、1907(明治40)年の大火で焼失した町会所を再建するため、函館の豪商・相馬哲平をはじめ市民からの寄付により、1910(明治43)年に建築されました。明治の栄華を感じさせる豪華な造りの近代洋風建築で、国の重要文化財に指定されています。

カラフルな黄色とモダンな造りで、初めて見た時は「宮殿⁈」、本当に明治に作られたものなのかと、感動を受けました!

中に入ると、映画に出てくるような舞踏会が開かれる会場があったり、2階のベランダからは函館港が綺麗に見渡せれるなど、その当時を考えると、豪華絢爛としか言いようのない建築物だと改めて分りました。本当に素晴らしいの一言に尽きます。

函館元町の基坂周辺には他にも元町教会群があったり、函館山へのロープウエイ乗り場があったりと、観光に尽きることはありませんので、また訪れて今回時間がなくて行けなかったスポットを回ろうと思います。それでは、皆さんも函館観光を楽しんで下さいね!

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