ボーイング787-10(ドリームライナー)シンガポール航空エコノミー搭乗記ーシンガポール→関西、機内食&おすすめ座席レビュー

旅行

航空会社ランキングで世界No.1にも選ばれたことがあるシンガポール航空!

日本各地にも就航しており、その洗練されたサービスや機材の新しさから、 「一度は乗ってみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?

ビジネスクラスやファーストクラスの華やかなレビューは多く見かけますが、 実際に乗る機会が多いのはやはりエコノミークラス。 今回はその中でも、「シンガポール発・関西空港行き 昼便」のリアルなエコノミークラス体験をお届けします!

出発時刻まで楽しめる、チャンギ空港の魅力

今回の関空行きは、バンコクからの乗り継ぎ便。 乗り継ぎ地となったシンガポール・チャンギ空港は、世界的にも評価の高い空港で、 空港そのものがまるで巨大ショッピングモールのような華やかさがあり、出発時刻までショッピングや食事で楽しむことができます!

ただし、今回は乗り継ぎ時間は実質約50分。 正直あまり余裕はありませんでしたが、それでもどうしても立ち寄りたかったのが──

TWGのティーサロン&マカロン売り場

TWGはシンガポール発の高級紅茶ブランドで、空港内の店舗もとても華やか。 ここではカラフルで上品なマカロン(紅茶フレーバー)が人気で、 どれも香り豊かで紅茶の風味がふわっと広がります。

急ぎ足で向かい、なんとか無事にお目当てのマカロンをゲット。 ギリギリの時間でも、チャンギ空港の動線のわかりやすさと清潔感のおかげで、 短時間でも安心して買い物ができました。

機内の雰囲気とおすすめ座席(B787-10)

今回搭乗したのは、シンガポール航空のボーイング787-10。 ボーイング社の中では一番大きくて新しい機材で、搭乗した瞬間に感じるのは“清潔感”と“開放感”。 天井は高く、照明はやさしいパープルとアンバーが穏やかに切り替わり、 長時間のフライトでも心を落ち着かせてくれるような雰囲気です。

座席はブルーとグレーを基調としたモダンなデザインで、色味にも品があります。 ヘッドレストは柔らかく、手動で上下・横にも調節ができるタイプ。 背もたれのフィット感も良く、体をしっかり支えてくれる印象でした。

調べたところによると、座席間隔(シートピッチ)は約81cm、シート幅は約44cm。 標準的な体格であれば、前方の圧迫感はなく、足元もゆとりあり。 また各シートには個人モニターとUSBポート、折りたたみテーブル、ドリンクホルダーが備えられており、 必要な機能はしっかり網羅されています。

中でも特筆したいのが、おすすめ座席!そこはというと「最後尾の座席」。

この位置に座るメリットはなんといっても、リクライニングを気兼ねなく使えること。 国際線では前の席が深く倒れてくると、こちらも倒さざるを得ませんが、 後ろに座席がないこの場所なら、フルリクライニングでのびのびとくつろげます。

それにギャレーやトイレにも近く、長時間のフライトでも安心。 「席を選べるなら、最後尾はかなり“おすすめ”」です!


ていねいな機内サービスと美味しい食事

離陸前には、温かいおしぼり(ホットタオル)のサービスがありました。 ほんのり蒸気の立つおしぼりで手元をリフレッシュでき、 これから始まるフライトへの気持ちが自然と整う、うれしい心配りです。

離陸してしばらくすると、まず配られたのはドリンクとスナック。 おつまみ風のミックスクラッカーと豆の組み合わせで、ほどよい塩味が飛行中の乾いた喉にぴったりです。

その後提供された機内食は、「ポーク」か「ビーフ」からの選択式。 今回はビーフの煮込みごはんを選びました。

メインはしっかり味のデミグラス風ビーフに、錦糸卵と紅ショウガが乗ったご飯。 さらに、蕎麦(冷たいつゆ付き)、パンとバター、チーズ、デザートと、 内容もボリュームも文句なしのクオリティでした♪

蕎麦は日本路線では定番のようで、冷たくさっぱりした味がちょうど良い口直しに。 細かいところですが、紙ナプキンやカトラリーの清潔感、スタッフの所作ひとつひとつにも丁寧さが感じられました。

食後には嬉しいデザートとして、シンガポール発の「Udders」アイスクリームが配られます。

この日は塩キャラメル味。甘すぎず、ほどよいコクがあってとても美味しく、 「エコノミークラスでもこれが出るのか…」と、ちょっと感動しました!


気づけば関西空港目前、心地よい空の時間

アイスを食べ終えた頃には、心も体もすっかりリラックス。 映画でも観ようかなと思っていたのですが、 そのままつい、ウトウト……。

気がつけば、モニターには到着まであと1時間を切った表示が。 機内の照明も落ちていて、静けさの中に着陸前の雰囲気が漂っています。

到着は関西空港・21:04予定。 なんだか名残惜しいような、でも心地よい「旅の終わり」でした。


まとめ:また乗りたいと思える空の時間

今回のフライトを通して感じたのは、 「飛行機に乗っている時間そのものが、旅の目的になり得る」ということ。

シンガポール航空の最新機材の快適さと、細部まで行き届いたサービス。 エコノミークラスであっても、それらはしっかり感じ取ることができました。

これからシンガポール航空に乗る方はもちろん、 海外旅行を計画している方、そして飛行機そのものが好きな方にも、 この搭乗記が少しでも参考になれば嬉しいです。

また乗りたい──
そんな気持ちで関空のゲートをあとにしました。


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