一生に一度の幻想体験を叶える参加ガイド(アクセス〜打ち上げ~帰りの交通手段まで全網羅)
はじめてのチェンマイ、はじめてのコムローイ!
不安もあったけど…
それ以上に心が震えるほどの感動の瞬間が待ってました!

チェンマイのコムローイフェスティバルは、ずっと憧れていた特別なイベント。
SNSで見てきた夜空いっぱいのランタンが、いつか自分の目の前で広がる日を夢見ていました。
でも正直、行く前は不安がいっぱい。
・会場までどうやって行くの?
・受付はどこ?
・ひとりでも大丈夫?
・食事の内容は?
・再入場はできる?
・灯籠流しはどこで?
・ランタンって本当にうまく上がるの?
そんな心配だらけの状態で向かったチェンマイでしたが、実際に参加して感じたのは——
「このフェスティバルは、初めての人にとても優しいつくりになっている」ということ。
スタッフのサポートも丁寧で、動線もわかりやすく、日本語司会まであって“迷いようがない”ほど安心感があります。
そして、ランタンが一斉に空へ舞い上がる瞬間。
胸がきゅっとなるような、言葉にできない感動が押し寄せました!

ここからは、実際に体験して分かった
アクセス・受付・灯籠流し・会場の雰囲気・コムローイ(ランタン)の打ち上げのコツ をすべてまとめた“完全ガイド” を紹介していきます。
会場までのアクセスと当日の流れ
今回参加したロイヤルチェンマイゴルフクラブのコムローイフェスティバルの集合場所は、
毎年、多くの旅行会社が利用する 「Mercure Chiang Mai(メルキュール・チェンマイ)ホテル」の駐車場。
ここに各旅行会社の受付ブースが並んでいて、初めての人はまずここで迷いがち。
送迎の受付ブースがわからなくても安心
でも大丈夫です!
近くにいるスタッフに 自分が予約したツアー会社の予約表を見せると案内してくれる。
タイの人はとても親切で受付の場所まで連れて行ってくれました!
受付では、予約表の確認が行われます。
確認が終わるとすぐ送迎バンの乗り場まで誘導されます。
送迎バンは「人が集まり次第どんどん出発」

コムローイは 何千人もの人が参加する大型イベント。
そのため、バンは 満席になり次第すぐ出発というローテーション方式。
これが本当に効率がよく、待ち時間がほとんどありません。
満席 → 出発 → 新しいバンが到着 → また満席で出発、といった高速回転(笑)
会場到着後の受付(入場券・参加証・スタンプ)
メルキュールホテルから Royal Chiangmai Golf Club(ロイヤルチェンマイゴルフクラブ) までは1時間弱で到着。
送迎時間は3時からとSNSや予約表にも書いてありますが、実際は人が集まってくる2時ぐらいから送迎が始まってます。
夕方になるほど、渋滞が始まって到着までに時間がかかりますので、渋滞を避けたい方は早めの移動をおすすめします。
街を抜け、郊外の自然が広がると、
「いよいよ夜空が灯る時間が近づいてきた」と実感します。
ランタン型ライトや旗が道路際に見えてくると、会場に到着です。
会場に到着したら、まずは旅行会社ごとの受付へ

ロイヤルチェンマイゴルフクラブの敷地に到着すると、
すぐに目に入ってくるのが 旅行会社ごとに並んだ入場券引き換えカウンターです。
ここでまず、自分が申し込んだツアー会社の受付を探します。
周りにはスタッフがたくさん立っているので、
もし場所が分からなければ 「〇〇ツアーはどこですか?」と聞けばすぐ案内してくれるので安心です。
初めての人が迷わないよう、本当に丁寧にサポートしてくれます。
受付で入場券と首からかける参加証を受け取る
カウンターに着いたら、予約表(バウチャー)を見せます。
すると、その場で

- 入場券(紙チケット)
- 首からかける参加証(ネームタグ)
の2つが手渡されます。

ちなみに、この参加証は、首から下げたまま動くのがルールになっています。
また、この参加証には「帰りのバン乗り場」 が記載されていますが、ちょっと大雑把でわかりづらいですが、実際は多くの参加者がバン乗り場へ移動するため、人の流れに従うだけで迷わず乗り場に着ける ので心配はいりません。


(※帰りの詳細は後の章で詳しく説明しますね)
そのまま係員の誘導でメイン会場へ。初めてでも迷わない動線設計

入場券と参加証、スタンプが揃ったら、
係員の方が道沿いにしっかり誘導してくれるので、
そのまま流れに沿って歩けば メイン会場へ自然に到着します。
・ツアー参加組は添乗員さんが最後まで案内してくれる
・個人参加でも係員がすべて誘導してくれる
・暗くなる前の時間帯は係員が多数いていきたい場所に迷わず行ける
これが実際に参加してみて一番安心できたポイントでした。

夕暮れが近づくと、木々の間に吊るされたランタン型ライトが少しずつ灯りはじめ、
「これから特別な夜が始まるんだ…」と一気に気持ちが高まります。
再入場には手首に再入場用のスタンプを押してもらおう

コムローイ会場は再入場が可能なので、
後でロイクラトン(灯籠流し)エリアに行ったり、
写真を撮りに外へ出たりしても、手首に再入場スタンプを押してもらえば問題なくコムローイ会場に再入場できます。
入場チケットは一度提示したら大きな出番はありませんが、自分の座席を確認するときに必要となりますので、念のためチェンマイ市内に帰るまでバッグに入れておきましょう!
まずはフードコートにて腹ごしらえ

会場へ入ってすぐに広がるのが、大きな フードコートエリア。
ここはイベント開始前にゆっくり腰を落ち着けられる、“最初の安心ポイント” です。
参考までに料理は入場料に含まれいますので、何を食べてもOKです!
フードコートの料理の種類
提供されている料理は、チェンマイらしい タイ北部の郷土料理が中心。
カオソーイや揚げ物、軽食、フルーツなども揃っていて、
どれも気軽に手に取りやすいラインナップです。


よく「料理がなくなる」という声を耳にしますが、
実際は多くの料理が準備されており、品切れは起こりませんでした。好きな料理を好きなだけ食べれました!
食べ物が足りなくなる心配はほとんどありません。
次にお水ですが、SNSで水を忘れずに!とか会場に水はないと記載されていますが、会場内には 冷えたボトルウォーターがたっぷり用意されていて、
自由に取ることができるので、自前で余分な水を持ち込む必要はありません。

ただし、知っておきたいポイントが次のひとつ。
テーブル席は混みやすいので、早めの確保がおすすめ
フードエリア近くのテーブルは人気が高く、時間が経つほど埋まっていきます。
座席は 完全フリー席 なので、早めに到着した方がゆったり座れるメリットがあります。
少し離れた場所にもテーブルがあり、そちらなら遅く着いても比較的落ち着いて食事を楽しめることが多いですが、料理取りに行くのが遠いいのと、自分テーブル位置が分からなくなり彷徨ってる人がちょくちょくおられました。
食事をしながら会場の雰囲気に慣れていくこの時間が、
コムローイの夜の“最初のワクワク”を感じられる大切なひとときです。
ランタン打ち上げ前に楽しめるイベント!
コムローイの打ち上げが始まるまでの時間は、会場内では、タイの文化を全身で感じられる さまざまなイベント が行われていて、この“打ち上げまでの時間”も楽しめます。
灯籠流し(ロイクラトン)


コムローイの打ち上げ前に、ぜひ体験しておきたいのが
灯籠流し(ロイクラトン) です。
会場までの送迎に利用した送迎バンを降りた近くにある
旅行会社の受付ブースの裏側 から入れる池のエリアが、灯籠流しの会場になっています。
ここでは静かな水面にろうそくの灯りが揺れて、
チェンマイの夜らしい穏やかな時間が流れています。
チケットを見せればクラトン(蓮の形をした灯籠)を受け取ることができます。
VIPのクラトンはちょっと豪華!
受け取り後に、スタッフがろうそくに火を灯してくれるので、初めてでも安心。
灯籠をゆっくりと水面に浮かべ日々の感謝を述べて手を放しました。
今回は少し明るい時間帯に行きましたが、日が暮れてランタンを打ち上げるまでの時間に行くと幻想的な写真や動画が撮れると思います。
灯籠流しが終わった後は、再びランタン上げの会場に戻ります。
手の甲に押してもらった 再入場用スタンプ を見せれば、問題なく再入場がができました。
ほんの数分の場所にありますので、ぜひ灯籠流しも体験してみてください。
民族舞踊(タイ伝統ダンス)

フードエリア近くの広場では、タイ北部の伝統舞踊がゆったりとした音楽とともに披露されます。
柔らかな衣装が風に揺れ、手先まで美しく使った優雅な動きがなんとも魅力的。
夕暮れの光の中で見る舞踊は幻想的で、とても華やかでした。
広場の近くには食事用のテーブルも準備されているので、民族舞踊をじっくり見たい方は、このエリアのテーブル確保をおすすめします。
広場の位置は入場門をくぐって、やや右前方に進むと約200メートルぐらいで少し広くなった場所が現れます。そこが民族舞踊が開催される広場になります。
キックボクシング(ムエタイ)の実演
民族舞踊の合間にムエタイの実演パフォーマンスも行われています。
迫力のある攻防やリズムのある動きに引き込まれて、
観客席からは歓声があがるほどの人気。
実演の最後には、観客も参加してのキックボクシングの実演になりますので、体を動かしたい方はぜひ参加してみてください。
ケガをすることはありませんので安心してください(笑)練習になりますので、
「タイに来た!」と実感できる、エネルギッシュなイベントです。
タイマッサージ(これが大人気!)

そして何よりも人気なのが タイマッサージのサービス。
が長旅やバン移動で疲れた体をほぐしてくれるので、
行列ができるほど大人気!
- 首・肩のマッサージ
- 足のリフレクソロジー
5分から10分ほどですが「打ち上げ前にリラックスしておきたい」
という人も多く、ここも楽しみのひとつです。
何回かこられてる方は、ご飯よりもまずはマッサージと一直線に目指されてました(笑)
いよいよ本番のランタン会場へ 座席エリアの仕組みと席の見方

会場の中央に広がる ランタン(コムローイ)打ち上げエリア は、
フェスティバルの“メインステージ”ともいえる場所。
フードエリアの奥へ進むと、
整然と並んだ 白いチェア(椅子) がずらりと並び、
その ひとつひとつの椅子の上に、大きなランタンが置かれている 光景が広がります。
このエリアに足を踏み入れた瞬間、
期待が一気に高まり、早く打ち上げの時間にならないかなと…
周りからも、早く夜になればいいのにとの声が聞こえてきて、考えることは同じだなと…
🎫 座席番号はチケットで確認する仕組み

入場時に受け取った入場チケットの一番下の欄に座席番号が記載されています。
椅子の裏側に座席番号が書かれていますので、その番号を確認して自分の席を探しましょう。
- 列(Row)番号
- 席番号
この組み合わせで探していくスタイル。
分からない場合は、会場内には案内スタッフが常駐しているので、入場券を見せればすぐに席へ案内してくれますので安心してください。
🕯️ 白いチェアの上に置かれた“天灯(コムローイ)”がこれから
白いチェアの上 に置かれている、白く丸みのある紙製の袋——
これが、これから空に放つ ランタン(天灯) です。
実際に触ってみると驚くほど軽くて、でも火を灯して温まった瞬間、ふわりと浮き上がるあの感動へとつながる「特別なランタン」です!
🎟 VIP・スタンダード席の違いは?

どちらの席も同じ景色を楽しめるレイアウトになっていています。
よほどのことがない限り、どの席からでもランタンがきれいに見えますので、後方や端っこ席になったからといって、落胆することはありません!
たまたまかもしれませんが、正直、ランタンの見え方の違いですが、ほとんど変わりありませんでした。
私の席は1日目はスタンダード席でかなり後方の舞台に向かって右端のほうでした。
2日目はVIP席で舞台にかなり近い真ん中の席でした。
VIP席とスタンダード席の違いは、舞台に近いかどうか、それとランタンの数が一つ多いという違いです。
ランタンは以下の数で配布されています。
- VIP:ランタン3個
- スタンダード:ランタン2個
一つスタンダード席のほうが良いと思った点は、花火が前方から上がりますので、VIPからだと見えにくいので、今度行くときは迷わずスタンダード席を選ぶと思います。
VIP席を悪く言うわけではありません。個人的な感想ですのでご容赦ください。
いよいよクライマックス。夜空へ放つコムローイの瞬間
夕空が少しずつ群青色に変わっていく頃、座席エリアに人が集まりだし
会場は静かに、しかし確実に熱気を帯びていきます。
スタッフの合図でランタンの準備が始まり、
参加者たちは自分の席の前に立ち、
チェアの上に置かれた白いランタンをそっと広げていきます。
薄い紙越しに伝わる空気の感触と、
周りの人の息づかいさえ聞こえてくる静けさ。
その瞬間、会場全体が「ひとつになっていく」ような不思議な感覚があります。
🔥 ランタンに火を灯すと、会場の空気がいっそう神秘的に

スタッフの説明どおりにランタンの小さな火皿に点火すると、
30秒ぐらいするとランタンの中に温かい空気が少しずつ満ちていき、
手の中の布にふわりと“命が宿った”ように膨らみ始めます。
1分も経てば、次第にランタン全体が丸くふくらみ、
「いつでも飛べるよ」と言っているような軽さに変わっていきます。
ガイドブックでは一人では難しいと書かれいますが、一人でもコツさえつかめば簡単に打ち上げることができます。

私も実際に一人で打ち上げができました!
✨ 会場全体でカウントダウン。忘れられない一瞬が訪れる
ランタンに火をつけて上昇の圧力に負けずにしっかりとランタンを持ちます。
司会者の声が響き渡り、会場全体でカウントダウンが始まります。
「10から始まり3… 2… 1…0一斉に手を放します!」

その瞬間、
何千ものランタンが一斉に空へと放たれ、黄金色の光が夜空へ舞い上がっていきます。
この瞬間は絶景以外の言葉がありません!
目の前の景色が一気に変わり、視界いっぱいに広がる光の群れ。

どこから見ても美しく、どこを切り取っても絵になる光景。
あまりの美しさに、会場のあちこちで歓声が上がります。
それぞれの“心の時間”が流れていきます。
写真や動画では収まりきらない、胸の奥がぎゅっとなるような感動。
これがコムローイの魅力なんだ実感が伝わってきます!
📸 打ち上げは4回。最高の写真を撮れる時間が続く
コムローイの打ち上げは 全部で4回 行われます。
1回目は打ち上げて純粋に感動を味わって、
2回目は写真に集中したり、
3回目は動画を撮ったり、
4回目は仲間と一緒に打ち上げを楽しんだり——
何度も特別な瞬間を味わえる のが本当に嬉しいところです。

一人参加でもスタッフが撮影を手伝ってくれるので、
自分がランタンを放つ瞬間もしっかり写真に残せました!
🌌 光が溶けていく夜空。ここでしか見られない景色

何千ものランタンが上昇していくと、
やがて小さな光の粒になり、
夜空に溶けるように静かに消えていきます。
その姿を見ていると、
願い事も一緒にふわりと空へ昇っていくようで、本当に来てよかったと…感動しかありまあせんでした。
チェンマイのコムローイの夜は噂どおり「一生に一度は見たい絶景!」でした!
感動の余韻とともに帰路へ

何千ものランタンが夜空へ消えていく、あの静かなラストシーン。
光が見えなくなっても、胸の奥にはしばらく温かさが残り続けて、
会場のあちこちで「まだ帰りたくないね…」という声が聞こえてきます。
打ち上げが終わった会場には、
写真を見返す人、友達と今日の感動を語り合う人、
静かに空を見上げ続ける人——
それぞれの余韻が静かに流れています。
🚐 帰りは“全員送迎のシャトルバス方式”。旅行会社に関係なく帰れる
会場の雰囲気が落ち着いた頃、
スタッフの案内で帰りの導線がゆっくりと整い始めます。
帰りのポイントは次の3っつだけ。
- どのツアー会社で会場に来たのかは関係なし
- 帰りの列に並んで到着したシャトル(バスやバン)に順番に乗る
- 列はスムーズに進み、常にバンやバスが往復している
という、とてもシンプルで迷わない方式。
何千人規模のイベントですが、
この“全員送迎シャトル方式”のおかげで移動は想像以上にスムーズです。
🎫 帰りの乗り場は参加証に記載。でも“人の流れについていく”だけでOK

首から下げている参加証に帰りの案内が記載されていますが、
実際はほぼ全員が同じ方向へ歩いていくため、
人の流れに沿って進むだけで自然に乗り場へ到着します。
スタッフも要所要所に立っていて、
「こちらです」
「次どうぞ〜」
と案内してくれるので、初めて来た方でも迷わず帰りの送迎バン・バス乗り場に辿り着けます。
🚐 ゆっくりしても大丈夫。乗り遅れて帰れないことは絶対にない
スタッフは“最後の1人”まで会場を見回ってくれる
- どうしても遅くなった場合は…
- 係員が最後まで残った人を スタッフ用の送迎車(テンソウ) に乗せてくれるそうです
つまり——帰れなくなる心配はゼロ!
余韻に浸ったままでも大丈夫、焦らず動けばしっかりホテルへ戻れます。
🚐 シャトルはメルキュールホテルへ直行。旧市街へ戻るのも簡単
シャトルは到着時と同じ メルキュールホテルの駐車場 に戻ります。
ここまで戻れば、
- 旧市街のホテルは徒歩圏
- Grabも呼びやすい
- タクシーも見つけやすい
という、非常にスムーズな動線になります。
🌙 帰り道、胸の奥でずっと光り続けるランタンの余韻
帰りのシャトルに揺られながら、ついスマホの写真を何度も見返してしまいます。

あの光が昇っていく時に感じた温かさや、
願い事を空へ送った時の静けさが、
帰り道でもそっと続いていく——
これが、コムローイの夜の
“最後の魔法” のような気がしました。
そして“本当に一生に一度は見たい絶景”であり、
わざわざ参加する価値がある体験だったと。
【2026年以降のコムローイ(イーペン)開催日 予想】
※コムローイ祭りは旧暦ロイクラトン(満月)に合わせて行われるため、
以下は 満月日を基準にした予想日程 です。
2026年:11月24日(火)・25日(水) 開催決定!
2027年:11月13日(土)・14日(日) 予定
2028年:11月 1日(水)・ 2日(木) 予定
2029年:11月20日(火)・21日(水) 予定
2030年:11月 9日(土)・10日(日) 予定
正式な発表があり次第、更新していきます。

コメント