どうしようもない会社 Part 4

今日も絶対に選任してはいけなかった社外取締役を紹介します。なぜ社外取締役に突出して紹介しているかと言えば、常勤取締役は流石に日ごろから経営能力がある方々が揃っていますので、選任してはいけない人が選ばれる確率は低いと思います。

ところが今流行りの社外取締役はと言うと、偏りがあり人材不足なんです。上場会社の伸びている会社は流石に良い人材が揃いますが、下火の会社は人材が集まらないんですね。

そこで、手当たり次第に人脈?というか友達を誘って社外取締役に選任すると言った、とりあえずの数合わせ選任が行われるわけです。

これは、少し専門的になりますが、上場会社には法律で社外取締役を選任しないとならないと決められているので、選ばないと仕方がないんですね。

社外取締役の選任の法律的な話は後回しにして、表題の選んではいけなかった社外取締役を紹介します。

始末だらけの社外取締役

取締役会で販売方針の提案をした際に、この社外取締役は議案の最初から提案者に対して質問攻め!1時間ぐらい質問して事業の内容を十分理化してると思いきや、なんかよく分からないと言い始める始末。

どこが分からないかと提案者が聞くと、この販売する商品が分からないと…この商品は当社の長年のベストセラーなんですがと説明すると、いやこの商品自体でなく販売方法が良く分からないと…販売方法は現在当社が行っている主流の販売方法ですがと説明をするとそういう意味でなくて…どういう意味ですか?と聞くと、まあいいわと言い出す始末。

結局、当社がどのような商品をどのように販売しているか、まったく知らんだけやん!と周りに悟られる始末。

賛成ですか?反対ですか?

そして、議案の採決!賛成の方は挙手を願いますと言って役員を見渡すと、一人手を挙げてない役員が…社外取締役!反対と言うことでよろしいですかと言うと、いや反対でもないけどと言い何やら考えている様子。

そして、もう一度同じ質問をし始める始末!そして更に30分経過した時に、さすがに決議を取らないとと思い、再度、挙手をお願いしますと言うと、やはり同じく考え込んでる様子。

流石に堂々巡りになるので、では反対でというと、「危険ということで!」と言い出し、取締役会に出席している限り決議に棄権はありません!と事務局もお怒りモード、本人の我儘で棄権と議事録には記載させる始末。

本当に取締役の一員として、意思決定してますかと言いたくなります。

取締役会資料見てますか?

そして、次の議案に入り、今度は契約締結の件ですので資料をご覧になってから決議をお願いしますと事務局から案内が、そして決議に入り賛成の方は挙手をお願いしますと言ったその時、賛成にしとくわとポロっと発言が…

それを聞き逃さなかった事務局、社外取締役に賛成にしとくわと言うことは、何か意見があるのでしょうかと尋ねたら、文字が小さくて読めないからと言われ、これに対して事務局がこの資料はいつもより文字が大きめですがと言われる始末。

本当に資料を読んでないいい加減な社外取締役と本当にげんなり、取締役会が終わって秘書に文字が小さくて読めないと言ってるので、少し文字を拡大して資料を送ってと頼むと、既に3倍ぐらいに拡大して送っていてるとの返事。

さらに書面に署名が必要な場合は、読めないし文字も書けないから代わりに署名して印鑑も預けとくから押しといてと言われてますと言う始末。

資料を見ないで決議に参加してたのかと驚きました。この状況を社長に報告。すると、任期途中で辞めてもらうと見かけも悪いし、任期満了までいいてもらおうと言う始末。

ここにも始末の悪い役員がいたかと呆れてしまいました。

もし間違えてこのような社外取締役を選任してしまったら、迷わず辞任してもらいましょう。辛口でしたが、本当にここまでくると、他の役員はどうなのかと皆さんも思うでしょう。

他の役員についてもどうしようもない役員が当然しますので改めてブログで紹介します。

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