ふだんは国内線で移動する際には伊丹空港を使うことが多いのですが、前々から気になっていた、関西空港の国際線の現状はどうなっているのかなと思い、久し振りに関西空港を利用して沖縄に行くことにして、出発前に国際線ターミナルの出発ロビーの様子を見に行ってきました。
先ずは那覇行きの出発手続をするために、関西空港2階のANAさんの国内線出発カウンターに向かいました。国内線も人がいつもより少なく、出発ロビーでいつも立ち寄っていた、TSUTAYAも休業中で、人だかりが出来ていたのは、マクドナルドとローソンだけでした。
国内線でこのありさまかと思い、いつもなら国際線の利用客で混んでいる3階のお土産物屋街を見ると、こちらも、まったくお店が開いていない状態…
人が少ないと聞いてはいましたが、ここまでお店も閉まっているとは思いもよりませんでした。
4階の出発ロビーはどうなんだろうと思いながら上がってみると、まったく人がいなくて、照明もいつもより落とされていて、暗い感じが漂っていました。
関西空港には朝の8時過ぎに行ったのですが、いつもの朝はアジアに飛び立つ飛行機が多く、出発の人で混み合っているのですが、現在はその面影もなく、いつも上海と香港に行くときにお世話になっていたANAさんのAカウンターもクローズされており寂しい感じでした。
自動チャックイン機も「利用できません」の表示になっており、本当に1便も飛んでないのかと思い、いつも利用していた保安検査場の入り口を覗いてみると、こちらもクローズされており、本当に出発する人はいないんだなと思いました。
出発ロビーを少しぶらぶら歩いていると、出発ゲートが一つだけ開いているのを発見!と言うことは、出発する人がいるのか?と思い、端から端まで歩いていると、KLMオランダ航空さんのカウンターがオープンしていて、飛んでると思い少し嬉しくなりました。
出発する人に話しかけて聞いてみると、オランダに駐在に行く人で滞在許可がないと、飛行機にも乗れないと教えて頂きました。
空港内を歩いていた、お店の店員さんらしき人を捕まえて聞いてみると、出発ゲートの中の免税店は少しですが開いているそうで、日にもよりますが、午後から飛んでいる飛行機があるそうです。しかし、お客さんは本当に少なく、既に1年以上このような状態だそうです。
出発の掲示板を見ると、確かに午前中はKLMオランダ航空のアムステルダム行きのみで、午後に出発便が固まってました。いつも出発便を表示している掲示板には、出入国の注意書が表示されており、影響は深刻だと改めて感じました。
飛行機が飛んでないとは聞いていましたが、実際は多少なりと飛んでるのかなと思ってましたが、本当に飛んでませんでした。
来年の今頃は、いつもの活気を取り戻していることを願うばかりです。
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