【台風でも沖縄便は飛ぶ?】毎年夏に沖縄本島・離島へ通う私の体験談

搭乗記

毎年夏に沖縄へ通う中で実際に経験した、台風と飛行機運航のリアルを紹介します

台風近くの積乱雲

夏の沖縄旅行で、どうしても気になるのが台風です。

台風の進路予報に沖縄が入ると、

「飛行機は飛ぶのだろうか」
「かなり揺れて、翼が折れたりしないだろうか」
「今のうちに予定を変更した方がいいのでは」

と、不安になります。

私は沖縄が大好きで、毎年夏になると沖縄本島や石垣島、宮古島などへ何度も足を運んでいます。

これまで、台風を理由に航空会社から便の変更や払い戻しの案内が届き、予定を変更したことが何度もありました。

ところが、変更したあとで当初の便が遅れてでも運航したり、現地の天気が思っていたより早く回復したりするケースも少なくありませんでした。

今回は、2023年から2025年までの実体験と、2026年8月の沖縄旅行を前に、再び天気図を見続けている現在の状況をもとに、台風でも飛行機が飛ぶことがある場合をできるだけ分かりやすくまとめます。


私の経験では、台風通過後の回復は意外に早かった

台風の中で出発準備中の飛行機

これまで沖縄本島や石垣島、宮古島へ何度も足を運ぶ中で、私が感じていることがあります。

それは、台風が通過したあとの沖縄は、思っていたより早く天候が回復することが多かったということです。

航空会社から便の変更や払い戻しの案内が届くほどの台風でも、当初の便が遅れながら運航し、到着後には天候が回復したケースが何度もありました。

朝は強い風や雨が残っていても、数時間後には雨がやみ、青空が見えてきたこともあります。

あくまで私個人の経験ですが、飛行機が運航して現地まで到着できれば、その後は何とか旅行を続けられたことが多くありました。

ただし、飛行機が飛んでも、バスや船、レンタカー、観光施設などが通常どおり動いているとは限りません。

そのため最近は、台風が来る日だけを見るのではなく、

  • 台風が何時ごろ最も近づくのか
  • 何時ごろ通過するのか
  • 自分の飛行機が到着する頃の天気
  • 通過後に風や雨がいつ弱まるのか

まで確認するようにしています。


予定を変更していたのは、航空会社から案内が届いたから

私が台風のたびに、自分の判断だけで慌てて予定を変更していたわけではありません。

予定を変更したケースでは、航空会社から、「台風の影響により、遅延や欠航、条件付き運航となる可能性があります」という案内が届き、手数料なしで便の変更や払い戻しができる対象になっていたことからでした。

ANAやJALでは、悪天候による影響が見込まれる便について、実際に欠航が決まる前でも、手数料なしで変更や払い戻しを受け付ける場合があります。

しかし、この案内が届いたことは、欠航が決まったという意味ではありません。それでも航空会社から案内が届き、空港が暴風域に入る、または台風が近くを通過する予報を見ると、

「この飛行機は飛ばないのではないか」
「飛んだとしても、ものすごく揺れるのではないか」

と考えてしまいます。


2023年9月|那覇経由で石垣島行の予定変更

台風の中を出発準備中の飛行機

2023年9月は、那覇を経由して石垣島へ向かう予定でした。

台風が空港の近くを通過する予報となり、航空会社から台風による影響の案内が届いたため、予定を変更しました。

ところが、当初乗る予定だった便は運航し、台風の通過後には現地の天気も回復しました。結果だけを見れば、変更しなくても石垣島へ行けたのかもしれません。

しかし、予定を変更した時点では、台風がいつ通過するのか、空港の風がいつ弱まるのかまでは分かりませんでした。


2024年8月|那覇行きの予定を変更

2024年8月は、那覇へ向かう予定でした。

このときも、台風の影響により航空会社から変更と払い戻しが無料になる案内が届き、予定を変更しました。ところが、当初予約していた飛行機は運航し、その後は那覇の天気も回復しました。

台風の進路予報では大きな影響がありそうに見えても、台風の進む速度や飛行機の到着時刻によっては、運航できる場合があることを実感しました。


2024年8月|石垣島行きのスケジュールを10月変更した

2024年8月は、石垣島へ向かう予定でした。

このときも台風のため、航空会社から便の変更と払い戻しが無料になる案内が届きました。このときはさすがに影響が出るだろうと日程を10月に変更しました。

しかし、当初乗る予定だった便も、遅れながら運航し、その後、天気を確認すると石垣島の天気は回復してました。

台風が空港の近くを通過する予報でも、台風が最も接近する時間と飛行機の出発・到着時間が少しずれれば、数時間遅れて運航できる場合があります。

この経験から、台風が来る日だからといって、空港が事前にクローズされない限り、必ずしも一日中飛行機が飛べないとは限らないことが分かりました。


2025年7月|トリプル台風が心配された那覇行き

台風の中降下中の那覇空港に向け降下中の飛行機

2025年7月は、那覇へ向かう時期に台風7号・8号・9号が同時に発生し、「トリプル台風」と報じられていました。

実際に那覇へ接近したのは主に台風7号と8号で、当初は飛行機の運航や、現地の雨や風への影響が心配されていました。

しかし、飛行機を変更せずに予定の飛行機に搭乗しました。そして、飛行中も大きな揺れもなく、那覇に滞在した時間帯には、心配していたほど大きな影響はありませんでした。

複数の台風が発生していると聞くと、沖縄全体が長い間荒れ続けるように感じます。しかし、台風の位置や進む速さによっては、自分が利用する便の時間帯には影響が小さくなっていることもあります。

この経験から、台風の数や予報円だけで判断せず、空港へ最も近づく時刻と、飛行機の出発・到着時刻を照らし合わせることが大切だと感じました。

2025年11月|季節外れの台風が接近する中、下地島空港へ

台風の中下地島空港に着陸した飛行機

2025年11月は、宮古島の下地島空港へ向かいました。

11月は夏ほど台風を意識する時期ではありませんが、このときは台風26号が宮古島地方へ接近していました。

この時も当初の予定は変更せず、搭乗前は、「本当に飛ぶのだろうか」「飛んでも、ずっと激しく揺れるのではないか」と不安でした。

それでも搭乗予定の飛行機は運航し、私は予定どおり下地島空港へ向かいました。

宮古島へ到着すると、思っていたほど天候は悪くありませんでした。日差しが差す時間もあり、宮古島らしいきれいな海を見ることができました。

台風が接近しているからといって、一日中ずっと強い雨や風が続くとは限りません。台風の位置や雨雲の動きによって、同じ日でも天気は大きく変わります。

この経験から、台風が近くにあっても、飛行ルートや現地の空すべてが同じように荒れているわけではないことを実感しました。


2026年8月|沖縄旅行を前に、また天気図を見ている

2026年8月のお盆に沖縄方面に向かう台風の進路予想図

2026年8月にも、沖縄方面への旅行を予定しています。

ところが出発日が近づく中、また台風の進路や沖縄周辺の天気が気になる状況になりました。

私は毎日のように天気図を見ながら、

「予定どおり飛ぶのだろうか」
「今のうちに予定を変えた方がいいのだろうか」

と考えています。

しかし過去の経験では、予定を変更したあとで当初の便が運航し、現地の天気も思ったより早く回復したケースが比較的多かったです。

そのため今回も、予報円だけを見てすぐ変更するのではなく、飛行機の到着時刻や空港周辺の風、航空会社の発表を見ながら空港がクローズにならない限り、焦らないで判断しようと考えています。


揺れで飛行機の翼が折れることはないの?

台風の雲の上を飛ぶ飛行機

私が台風の予報を見ると、早めに予定を変更したくなる理由の一つが、

「激しく揺れたら、飛行機の翼が折れてしまうのではないか」という不安でした。

窓から翼を見ていると、揺れに合わせて翼が上下に動いていることがあります。しかし、飛行機の翼は、まったく動かない硬い板ではありません。

飛行中に受ける風の力を逃がせるよう、ある程度しなることを前提に造られています。

旅客機が実際に運航を始める前には、翼を大きく曲げる試験や、長年の飛行を想定して力を繰り返し加える試験などが行われます。

翼がどこまでしなるのか、機体が強い力に耐えられるのかを確認したうえで、安全性の認証を受けています。

そのため、翼が上下に動いているからといって、折れそうになっているわけではありません。むしろ、翼が適度にしなることで、機体にかかる力を受け流しています。

ただし、飛行機がどのような嵐の中でも無理に飛べるという意味ではありません。

危険な積乱雲や非常に強い乱気流が予想される場合は、その場所を避けます。安全な飛行ルートが確保できなければ、遅延や欠航、引き返しなどの判断が行われます。

実際に注意したいのは、翼が折れる心配をすることよりも、突然の揺れで乗客が体をぶつけたり、荷物が飛んだりすることです。

席に座っているときは、シートベルトのサインが消えていても、ベルトを締めておくと安心です。


飛行機は台風より高い場所を飛べるの?

台風の雲の間を飛ぶ飛行機

「飛行機が台風より高い場所を飛べば、台風を越えられるのでは」と思うことがあります。

しかし、台風は高さが決まった一枚の雲ではありません。

台風の周辺には、非常に高く発達した積乱雲がいくつもあります。積乱雲は、強い雨、雷、突風、ひょう、乱気流などを伴うため、航空機が特に警戒する雲です。

積乱雲の頂上より十分高く飛べる場合もありますが、強い積乱雲ほど高く発達するため、旅客機が簡単にすべての雲の上を越えられるとは限りません。

そのため実際には、危険な雲の上を無理に越えるより、雲の横を大きく迂回することが多くなります。

台風時の飛行機は、台風全体の上を飛び越えるというより、危険な積乱雲を避けながら飛んでいると考えると分かりやすいと思います。


台風時に重要なのは、安全に離着陸できるか

飛行機が運航できるかどうかは、風や雨の強さだけでは決まりません。

飛行機は基本的に向かい風を利用して離着陸しますが、滑走路を横切る「横風」や、機体の後ろから吹く「追い風」が強すぎると、安全に離着陸することが難しくなります。

横風や追い風には、機種や航空会社ごとに制限があります。また、突風、急な風向きの変化、強い雨や雷、視界、滑走路の状態なども運航判断に影響します。

出発空港の天気が良く、無事に離陸できたとしても、到着空港の風や雨が強ければ着陸できないことがあります。

その場合は、着陸をやり直したり、上空で天候の回復を待ったり、出発空港へ引き返したり、別の空港へ向かったりします。

そのため、東京や関西の空港が晴れていても、那覇、石垣島、宮古島、下地島の状況によっては、欠航や条件付き運航になることがあります。

台風時に最も重要なのは、

途中を飛べるかどうかよりも、出発地と到着地で安全に離着陸できるかどうか

という点です。


那覇便は遅れてでも運航することが多かった

台風の雲の切れ間では光も差し込む

これまでの私の経験では、ANAやJALの那覇便は、台風の影響で出発が遅れても、風が弱まるのを待って運航したケースが多くありました。

その理由は一つではありませんが、ANAやJALは機材数や運航便数が多く、機材繰りや運航計画を調整しやすいことに加え、24時間運用の那覇空港を活用して、夜遅くに運航できるケースがあるためではないかと感じています。

もちろん、台風が通過して風が弱まり、乗務員や機材の手配などの条件が整うことが前提ですが、LCCと比べると、運航を継続できる可能性は高いように感じました。


台風予報が出たら、すぐ変更するべき?

これまでの経験から、航空会社から変更の案内が届いたとしても、当初の便が遅れてでも運航する可能性はあるとが分かりました。

しかし、だからといって、必ず予定どおり行った方がいいという意味ではありません。

次のような場合は、早めの変更も考えた方が安心です。

  • 小さな子どもや高齢者が一緒
  • 翌日に仕事や大切な予定がある
  • 現地で安全に過ごせる場所がない
  • 帰りの便が台風に重なりそう
  • ホテルやレンタカーの変更期限が近い

また、飛行機が飛んでも、現地のバス、船、レンタカー、観光施設が止まる場合があります。「飛行機が飛ぶかどうか」だけではなく、旅行全体を考えて判断することが大切です。


さいごに

2028年台風13号の進路が刻々と変化する

2023年から2025年だけでも、私は夏の沖縄方面への旅行で何度も台風の影響を受けました。

航空会社から変更や払い戻しの案内が届き、予定を変更したものの、当初の便が運航し、現地の天気も回復したことが比較的多くあり変更しなければよかったと思うケースがありました。

飛行機を1日遅らせたのに、当初の便も遅れながら運航したこともあります。こうした経験から分かったのは、

台風が近いというだけでは、飛行機が実際に欠航するかどうかは分からないということです。

2026年8月にも沖縄旅行を予定していますが、また台風が近づいてきてます。

今回も天気図や航空会社の情報を確認しながら、慌てて決めつけず、判断したいと思います。

※この記事は、筆者自身の搭乗経験と、公開されている航空・気象情報をもとにまとめたものです。
 実際の運航は、航空会社が最新の気象情報や空港の状況を確認して判断してます。

この記事について

この記事は、たからひよりが実体験をもとに、構成・編集しました。

飛行機・旅行・空港・神社巡りなど、実際の体験を大切にしながら発信しています。

これからも、皆さんの旅や飛行機選びの参考になるような、分かりやすく信頼できる情報をお届けしていきます。

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