関西の神秘とご利益を巡るパワースポット神社旅!魔除け・厄除けの力を授けてくれる神社【晴明神社 編】

パワースポット

はじめに 〜魔除け・厄除けの力を授かる場所〜

京都には、パワースポットがいっぱいあるけど、その中でも“魔除け・厄除け”で力が強いと有名なのが【晴明神社】。
平安時代の天才陰陽師・安倍晴明公を祀っていて、昔から悪いものを寄せ付けない結界が張られたている場所なんです。
前々から気になっていた神社の一つだったんです!

鳥居をくぐった瞬間、町中とは思えない澄んだ空気に包まれて、自然と姿勢が正される感じ…
私が行ったのは2025年6月の午前中の早い時間で、人もほとんどいなくて、境内の空気をゆっくり味わえました。
でも、帰る頃にはけっこうな人で賑わっていたので、やっぱり早めの時間がおすすめです。

ご利益

晴明神社のご利益は、何といっても魔除け・厄除けです。
安倍晴明公の霊力を受け継ぐこの地は、古来より悪縁を断ち、災厄を遠ざける結界の役割を果たしてきました。
また、境内の【晴明井】に湧く水は病気平癒のご利益があるとされ、毎年立春の日にその年の恵方へと向きを変えます。
心身を清め、悪いものを寄せ付けない力を授かりたい方には是非おすすめの神社です!

参拝の流れ

一の鳥居

京都の町中を歩いていると、ふいに現れるのが【晴明神社】の一の鳥居。
晴明神社は、平安時代に活躍した天才陰陽師・安倍晴明公をお祀りする神社です。
中央には社名の扁額ではなく黄金色に輝く五芒星が掲げられ、魔除けの象徴として参拝者を迎えます。

一の鳥居をくぐると右手に「旧・一條戻橋(桔梗橋)」が見えます。

かつて実際に一條戻橋で使われていた欄干の親柱を使用し、昔の風情を再現した「旧・一條戻橋」を見ることが出来ます。
一條戻り橋は、平安時代から続く由緒ある橋で、“魂が橋を渡ってこの世に戻ってきた”など多くの伝承があります。

二の鳥居

さらに進むと、金色の扁額に「晴明神社」と刻まれた二の鳥居が現れます。
五芒星入りの提灯が掲げられ、ここから先が結界の内側かなって感じが漂います。
創建は1007年、晴明公の死後まもなく、一条天皇の勅命によりその屋敷跡に社殿が建てられたのが始まりです。

手水舎と晴明井

二の鳥居をくぐって右手に手水舎があります。
竹の柄杓台と龍の吐水口から清らかな水が流れ、古来より罪や穢れを洗い流す場所とされます。

穢れを洗い流すためにしっかりと手と口を洗いました!

さらに奥には安倍晴明公が念力で湧出させたと伝わる【晴明井】
病気平癒や開運のご利益があり、吐水口はその年の恵方を向き、立春に方位が変えられます。
境内のあちこちに見られる五芒星(晴明桔梗印)は晴明公の力の象徴として、多くの参拝者を惹きつけています。

本殿参拝

境内の正面に堂々と構える本殿。檜皮葺きの屋根と、左右に掛けられた五芒星の幕がまず目に飛び込んできます。
よく見ると、柱や装飾、幕の模様まで至るところに「晴明桔梗」があしらわれていて、晴明公の存在をそばに感じられるよう。

「こんなに細かいところまでデザインされてるんだ!」と、ついじっくり見入ってしまいました。
おごそかな雰囲気に包まれているので、歴史的にもかなり古いのかな…と思いきや、現在の本殿は明治38年(1905年)に建てられたものだそうです。
そう聞くと「意外と新しい?」って思っちゃいますよね。

鈴を鳴らして、二拝二拍手一拝で参拝。
厄除けをしっかり祈願しました!
「これでまた一年、安心して過ごせそうだな」って、そんな気持ちになりました。

厄除け桃

境内にを見渡すとすぐ目に入るのが、この大きな【厄除け桃】
古来、中国や陰陽道では、桃は魔除け・厄除けの果物とされてきました。『古事記』や『日本書紀』にも、桃が魔物を追い払う場面が描かれています。昔話の「桃太郎」も、この由来から生まれたといわれているんですよ。

早速、私も両手でそっと撫でて、「今年も元気に過ごせますように」とお願いしてきました!

御朱印授与

参拝後は境内にある社務所へ。
晴明神社の御朱印は、書き置きのみの授与でクリアファイル付きで 500円でした。
このファイル、A5サイズでバッグにもすっぽり入るし、桔梗モチーフのデザインが上品でかわいかったです。

そして…御朱印帳好きさんにはたまらない「オリジナル御朱印帳(バンド付き・3000円)」も!
表紙は星をちりばめた夜空のようなデザインで、もしかしたら晴明公が見上げていた景色なのかも…と、ちょっとロマンを感じてしまいました。

感想

今回訪れた晴明神社は、京都の町中にありながら、鳥居をくぐった瞬間から空気が変わり、ほんの少し気温が下がったように感じる不思議な場所でした。
午前中の静かな時間に訪れたことで、境内の澄んだ空気や結界のような静謐さをゆっくり味わうことができました。
魔除け・厄除けのご利益はもちろん、手水舎や晴明井で清めたあとの爽快感、本殿での参拝時の引き締まる感覚…。
どれも心に深く残る体験で、「また訪れたい」と自然に思える神社でした。

アクセス

所在地:京都府京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)

電車:京都市営地下鉄「今出川駅」より徒歩約12分

バス:JR「京都駅」から市バス9系統「一条戻橋・晴明神社前」下車すぐ

   阪急「烏丸駅」または「京都河原町駅」から市バス12系統「一条戻橋・晴明神社前」下車

駐車場:専用駐車場なし(近隣のコインパーキングを利用)

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