これまでも機種別におすすめ座席を紹介してきましたが、これまでに数々の飛行機に乗ってきた経験上で、大型機と小型機に分けて普通席(エコノミークラス)でイチ押しのおすすめ座席を紹介します!
今回紹介する座席は、国内線、国際線問わず、ほぼすべての飛行機に共通しますので、是非皆さまの参考になればと思います。
ワイドボディ機(B787/B777/A350など)
先に結論から言うと、イチ押しのおすすめ座席は最後方の通路側座席になります。航空会社の座席の配列にも寄りますが、国内、国際線の主役のB787などのワイドボディ機(大型機)になると、機内に2つの通路があり3列の配列になっており、通路に挟まれた中央列の最後方の通路側の座席がおすすめです。
具体的には、添付の大好きなANAさんのシートマップでいえば、48列の中央列の通路側(48Dと48G)になります!
この座席はマイラーと呼ばれる、飛行機を良く乗られる方が大好きな席で、シートマップで座席指定が開放されていた場合は、奪い合うになる座席の一つです。
この座席が人気なのは、①シートを後ろの人を気にせずに倒せること、②真ん中の席は好んで選ぶ人がいないので空席率が高く広々と使えることが多いこと、③窓側の列は窓側に座ってる人がトイレに行くときに席を立たないとなりませんが、中央列は必ずしも隣の方がトイレに行くときに自分の前を横切ることは限らないこと(確率は2分の1ですが…)、④トイレに近いのでトイレが混んでいるときなどはタイミングを見ながら行けること、そして最後に⑤CAさんの席が近いので、ちょっとしたお水を頼んだりするときにCAさんに声掛けがしやすいこと!などがあげられます。
人気な点が多い席ですが、向いてない方もおられます。例えば、後ろの席は前方と比べて揺れが大きいので前方では揺れが小さくても大きく揺れることや、当然、景色が見えませんので、揺れが嫌い、景色を見たいと言う方は、前方や窓際の席に座ることをおすすめします。
ナローボディ機(B737/A321/A320など)
続いてナローボディ機(小型機)ですが、基本的に通路が中央に一本ですので、ワイドボディ機より座席のレパートリーが少なく選択肢も少なくなります。
これまでブログで紹介したナローボディ機には非常口座席の足元が広くとられている席が機内に何カ所かありますので、その席もおすすめですが、添付のB737のANAさんのシートマップでいれば、最後方の座席30列Aと31列Hがお勧め座席になります。
こちらも理由は、①シートを後ろの人を気にせずに倒せること、②真ん中の席は好んで選ぶ人がいないので空席率が高く広々と使えることが多いこと(最後尾の席の入れるが2席になっている機材を運用している航空会社も多いいので、その場合は2席配列の通路側がお勧めです。)、③トイレに近いのでトイレが混んでいるときなどはタイミングを見ながら行けること、そして④CAさんの席が近いので、ちょっとしたお水を頼んだりするときにCAさんに声掛けがしやすいこと!、これらの理由は、ワイドボディ機と同じです。
参考までですが、揺れについては小型機は大型機と違って、機体が小さいので全体的に揺れますので、個人的にはどの位置に座ってもさほど変わらないと思いました。
最後に
今回は全ての機種に共通するおすすめ座席を紹介しました。航空会社により少し配列が違いますが、共通して言えるのは、後ろの座席や隣の座席の人との干渉度合いが低い座席を選ぶに越したことはないのですが、飛行機での楽しみや目的は人それぞれ違います。
例えば、景色を楽しみたいとかトイレが近いのでトイレに近い座席に座りたいなどありますので、今回紹介した座席は一つの参考として頂ければ幸いです。
それでは、皆さまの飛行機での旅が良いものでありますように!
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